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日記9

ねむい!だるい!まちがいない!というわけで日記もほどほどにして寝たい。

2004年8月25日のスポーツ報知に載っていたという吉田沙保里さんの作文を読んだ。いまでは霊長類最強女子なんて言われる彼女が小学校6年生のころに描いた、20年後の自分。

 

 

   二十年後の自分

 

 私は、今スーパーで、レジをしている。いろいろなお客さんがくる。私の、しっている、お客さんもきたことがある。私が、お客さんに話しかけると、あんた今、レジしてるんだーという。
 私は、そうなの私は、小学校の時から、レジがしたかったのといった。
 これはなかなかおもしろいわよ。
 お客さんが、いろいろな物をかうの。だから、なにを作るのかなーと思うの。
 私も今日のご飯なににしようかなーとレジをしながら、考えている。
 毎日、いそがしいけど、がんばろう。

 

 

すごくいい。涙がでる。とんでもない。

「これはなかなかおもしろいわよ」というところとか、たまらない。

どこかで「5歳のころ、初めてレスリングの試合に出たとき、男の子に負けた悔しさが忘れられない」と、過去を回想していたレスリング選手としての吉田沙保里ではまったくない。ふつうの、スーパーでレジをしている未来を描く、小学6年の吉田沙保里さん。

 

幼いころからレスリング選手として頭角を現してきたにもかかわらず、周囲の期待を題目のように背負うのではなく、「小学校の時から、レジがしたかったの」と、彼女は書いた。3歳からレスリングに刻苦精励するなかで紡ぎ出された彼女の20年後の自己像は、スーパーのレジ係だった。

 

もしかしたら、小学生の吉田さんにとって、レスリングの練習はあたりまえの日常すぎて、その延長線上に自分のほとんどすべてがある、なんてことは思いもよらなかったのかもしれない。なにを思って彼女がこれを書いたのかは、まったくわからないけれど、なんにせよこの作文は、すばらしい。きょうはいいものを読んだ。おやすみなさい。